運動不足解消のカギは?厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2013」を解説!
最近、運動不足を感じていませんか?
健康な毎日を送るために、適度な運動は欠かせません。 しかし、具体的にどのくらいの運動をすればいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに朗報です!
厚生労働省が発表している「健康づくりのための身体活動基準2013」は、私たちが健康を維持するために必要な運動量を分かりやすく示してくれています。
身体活動基準2013って一体何?
引用:健康づくりのための身体活動基準2013(概要)
身体活動基準2013は、平成25年に発表された、日本人の健康増進を目的としたガイドラインです。 これまでの運動基準と大きく異なるのは、「運動」だけでなく、日常生活における「身体活動」全体に着目している点です。
つまり、意識的に運動するだけでなく、家事や通勤などの日常的な活動も、健康に大きく貢献してくれるというわけです!
身体活動基準2013のポイント
- 対象は幅広い!
成人だけでなく、高齢者向けの基準も設定されているので、年齢を問わず参考にできます。 - 効果も盛りだくさん!
糖尿病、循環器疾患、がん、ロコモティブシンドローム、認知症などのリスクを減らす効果が期待できます。 - 強度は「メッツ」でチェック!
身体活動の強度を「メッツ」という単位で表し、中等度以上の身体活動(3メッツ以上)を推奨しています。
具体的な活動目標は?
身体活動基準2013では、1週間の活動量の目標値が設定されています。 例えば、18~64歳の成人の場合、
- 中等度の身体活動
1週間で23メッツ・時以上 - 歩行
1日8000歩以上
を目標にすることが推奨されています。
毎日の生活に身体活動を取り入れよう!
身体活動基準2013を参考に、毎日の生活に身体活動を取り入れてみましょう!
例えば、
- エレベーターではなく階段を使う
- 少し遠回りをして歩いてみる
- 家事の時間を増やす
- 休日は散歩やサイクリングを楽しむ
など、ちょっとした工夫で身体活動量を増やすことができます。
自分のペースで、無理なく楽しく身体を動かしましょう!
まとめ
今回は、厚生労働省の「健康づくりのための身体活動基準2013」について解説しました。
この基準を参考に、日々の生活に身体活動を取り入れて、健康でいきいきとした毎日を送りましょう!
詳細については、以下の資料をご参照ください。
- 健康づくりのための身体活動基準2013(概要):
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xppb.pdf - 「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について:
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html
これらの資料には、具体的な身体活動の目標値や、活動の強度を測る方法などが詳しく記載されています。