ビタミンD含有量ランキングTOP10!食品で効率的に摂取しよう!,

くっすー

ビタミンD不足が健康に与える影響が注目され、多くの人が意識的に摂取するようになってるってほんと?

クレッシュくん

ビタミンDは、日光を浴びることで体内で生成される「太陽のビタミン」とも呼ばれる栄養素だよ。骨や歯を丈夫にするだけでなく、免疫力向上や抗酸化作用など、様々な健康効果が期待できるんだよ。

しかし、現代人の多くはビタミンD不足と言われています。

そこで今回は、ビタミンDの理解を深めるとともに、ビタミンDを効率的に摂取するために、食品に注目!ビタミンD含有量ランキングTOP10をご紹介します。

ビタミンDとは?

ビタミンDは、脂溶性ビタミンの一種です。
ビタミンDは、骨や歯を丈夫にするだけでなく、免疫力アップや筋肉の動きをスムーズにする働きも担う、太陽の光と食品から摂取できる栄養素です。
日光を浴びることで体内で作られますが、食事からも魚やきのこ類、卵黄などに多く含まれています。不足すると骨粗鬆症などのリスクが高まるため、積極的に摂取することが大切です。

ビタミンDの役割は?

  • カルシウムの吸収を促進し、骨や歯を丈夫にする
  • 免疫力を高める
  • 抗酸化作用
  • 抗炎症作用
  • 脳機能の維持
  • 糖尿病やがんの予防

ビタミンDはどれくらい不足している?

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」と「令和元国民健康・栄養調査」に基づいて、年代・性別別にビタミンDの摂取量を比較しました。

※摂取基準(目安量): 厚生労働省が定めた、健康維持に必要なビタミンDの1日の摂取量です。
※平均摂取量: 国民健康・栄養調査で調査された、日本人の平均的なビタミンDの1日の摂取量です。

年代・性別摂取基準(目安量)(μg)平均摂取量(μg)基準充足率(%)不足リスク
18歳以上8.56.981%やや低い
18~49歳8.57.184%やや低い
50~64歳8.56.779%やや低い
65~74歳8.56.577%やや低い
75歳以上10.56.259%高い
男性8.57.386%やや低い
女性8.56.577%やや低い
年代・性別別 ビタミンDの摂取量

解説

  • 年代別:全年代で目標摂取量に達していない状況です。特に、75歳以上では不足リスクが顕著です。
  • 性別別:男性の方が女性よりも平均摂取量が多く、基準充足率も高い傾向があります。
  • 基準充足率:全年代・性別で80%未満と、目標摂取量を満たしていない人が多い状況です。
  • 補足:日照時間や日光浴習慣、食生活など、個人の生活習慣によって摂取量は大きく異なります。
  • 対策:年代や性別によって摂取状況に差があるため、個々の状況に合わせた対策が必要です。

ビタミンDが不足するとどうなるの?症状は

ビタミンDが不足すると以下のような症状が発生する可能性があります。

  • 骨粗鬆症
  • くる病
  • 倦怠感
  • 筋力低下
  • 免疫力低下
  • うつ病

ビタミンDを効率的に摂取する方法

ビタミンDは以下のような方法で効率的に摂取することができます。

  • 日光浴:1日15~30分ほど、日光を浴びることで、体内でビタミンDが生成されます。ただし、紫外線対策は忘れずに行いましょう。
  • 食事:ビタミンDを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。特に、魚介類は、ビタミンDだけでなく、良質なタンパク質やオメガ3脂肪酸も豊富に含んでいるためおすすめです。
  • サプリメント:食事だけでは十分な量を摂取できない場合は、サプリメントの利用も検討しましょう。ただし、過剰摂取には注意が必要です。

ビタミンD含有量ランキングTOP10!

ビタミンD含有量ランキング:食品別TOP10

(食品名:ビタミンD含有量(100gあたり))

  1. 乾燥きくらげ(あらげきくらげ):128.5μg
    • 天日干しでさらにビタミンDがアップ!低カロリーで食物繊維も豊富。
  2. かつおの塩辛:120μg
    • 酒の肴の定番!カルシウムも豊富で骨粗鬆症予防にも◎。
  3. あんこうの肝(生):110μg
    • 濃厚な味わいが特徴。ビタミンAや鉄分も豊富。
  4. 乾燥きくらげ:85.4μg
    • コリコリ食感が楽しい。戻して炒め物や和え物に。
  5. しらす干し:54μg
    • カルシウムもたっぷり!ご飯のお供やパスタの具材に。
  6. 紅鮭(甘塩):53μg
    • お弁当の定番!アスタキサンチンも豊富で美肌効果も期待。
  7. いくら:42μg
    • プチプチ食感が魅力。丼ぶりや手巻き寿司に。
  8. めざし:39μg
    • 丸ごと食べられるのでカルシウムも補給できる。
  9. さんま(干物):37μg
    • 秋の味覚!DHA・EPAも豊富で脳の活性化にも。
  10. 鮭(白身):34μg
    • ムニエルやホイル焼きなど、様々な料理に使える。

上位には、きくらげや魚介類がランクインしています。特に、乾燥きくらげは、他の食品と比べて群を抜いてビタミンD含有量が多いことがわかります。

ランキングデータ引用元:

ビタミンDのサプリメントについて

ビタミンDのサプリメントは、日々の食事や日光浴で十分なビタミンDを摂取できない場合に検討することができます。ただし、サプリメントはあくまでも補助的な手段であり、過剰摂取には注意が必要です。サプリメントを摂取する場合は、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

まとめ

ビタミンDは、健康維持に欠かせない重要な栄養素です。日々の生活の中で、日光を浴びたり、ビタミンDを多く含む食品を摂取したりして、意識的にビタミンDを補給しましょう。

注意:ビタミンDの過剰摂取は、高カルシウム血症などを引き起こす可能性があります。サプリメントを利用する場合は、医師や薬剤師に相談し、適切な量を守りましょう。